長期インターン選考に通過したい方へ!志望動機の書き方!

長期インターンシップへの応募時には、必ずと言っていいほど志望動機の準備が必要になります。

志望動機では、「企業が期待する人物像と一致している」という要素が重要です。

たとえば、企業が「積極的で思考力がある学生」を求めている場合、志望動機で積極性をアピールする学生は他の応募者よりも魅力的に映るでしょう。志望動機を書く際は、事前に「企業がどのような人物を望んでいるか」を考慮する必要があると言えます。

ただし、企業に無理に合わせることには注意が必要です。企業の名前だけに引かれて、「この会社でインターンしたいから、自分を最適化して合格しよう」と考えるても、自分に合っていない場合、効果的なアピールにはつながらないかもしれません。

料理を作るのに材料が必要なように、志望動機も十分な材料(情報)がないと具体的に表現することは難しく、まずは自己分析と業界・企業の研究から丁寧に取り組むことが成功の鍵です。この記事では、自己分析、業界・企業研究の取り組み方から、実際の志望動機執筆にあたってのテクニックまで、解説していきます。

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まずは自己分析から始めよう!

「将来、実現したいこと」「やりたいこと」がわからず、何を書いたら良いのかわからないという学生は多いでしょう。こうした場合には、自己分析をスタートさせることが重要です。

自己分析は、過去の経験を振り返り、自身の性格や興味を把握し、やりたいことを見つけ出すプロセスです。自己分析の手法には、自分史の作成、モチベーショングラフの作成、他己分析、エニアグラム診断などがあります。

①自分史の作成

自分史は、生まれてから現在に至るまでの出来事を振り返り、これまでの経験を視覚的にまとめる手法です。

自分史を作成したら、各エピソードについて、どのような感情を抱いたかを記述してみましょう。さらに、「困難を克服した経験」や「楽しい瞬間」など、面接で質問されそうな側面で過去を振り返りましょう。そして、「なぜ困難だったのか」「なぜ楽しかったのか」と深く追求することで、経験をより抽象的に捉えることができます。

例えば、「高校時代、文化祭でクラスメートと協力して開いたお店が過去最高の売り上げを達成したこと」「大学の友達と一緒にハワイ旅行に行ったこと」が、自分史の中で特に楽しかった瞬間や嬉しかった経験だと仮定しましょう。

これらの出来事は見かけ上は共通点がないように見えますが、本質的には「チームメンバーとの共同作業」「イベントへの参加」といった共通点が存在します。

ここから、「協力して何かを達成する仕事が好きである」という洞察を得ることができます。逆に言えば、一人で黙々と仕事を進めるよりも、仲間と協力して成果を上げる方が自分にとって好ましいと言えるかもしれません。

②モチベーショングラフの作成

モチベーショングラフは、過去の経験を時間の流れに沿って振り返り、その時々の感情の変動を縦軸に、経過時間を横軸にプロットしたものです。

グラフを作成したら、モチベーションが変動した瞬間に焦点を当て、詳細に分析します。分析の鍵は、「自分に質問を投げかけるかのように」することです。

たとえば、受験に失敗し、モチベーショングラフが急落したとしましょう。その出来事に対して「なぜモチベーションが低下したのか」「その時の気持ちはどのようだったのか」「そこから何を学び取ったのか」「現在においてその出来事がどのように影響しているのか」といった質問を繰り返します。これにより、今まで気づかなかった価値観や考え方に気づくことができます。

また、異なるエピソードを比較し、共通点や違いを見つけ出すことも肝要です。たとえば、モチベーションが最も高かった時期を順位づけし、1番と2番のモチベーションが高い時期の差異を探ります。

さらに、モチベーションが高い時期と低い時期を対比させることも有益です。こういった分析を通じて、モチベーションの根源や向上させる手段、高いモチベーションで働ける環境を見つけることが可能です。

③他己分析

他己分析は、自分以外の人にお願いして、「第三者の視点から見た自分」について尋ねてみる手法です。

この方法は、自分が抱く自己イメージと、他者が見る自己イメージの違いを把握するのに非常に有益です。自分で強みだと思っている点が、他者から見ればそうでないこともあるでしょう。もちろん、逆もまた然りです。

他己分析は、自分では気づかなかった新しい側面に気づく手段となります。親や友人に対して「自分についてどう思うか?」と質問することから始め、自分自身の本質を見つけ出していくのです。

④エニアグラム診断

エニアグラム診断は、YesかNoで質問に答え、性格を9つに分類する手法です。単なる心理テストのようだと感じられるかもしれませんが、実際には多くの企業でも利用されており、信頼性が高い診断方法の一つです。

エニアグラム診断を利用することで、客観的な視点から自分を見つめることができます。ただし、これは深い自己分析にまで至るものではありません。主に自分の性格の傾向を把握する手段と位置づけ、深い自己分析は自身で行うようにしましょう。

エニアグラム診断以外にも、就活情報サイトなどには様々な自己分析ツールが紹介されていますので、それらも併用することでより幅広い視点で自分を理解することができます。

企業分析

志望動機を書く(伝える)際に、「なぜこの企業で働きたいのか」「この企業で何をしたいのか」について、具体的に説得力のある説明ができると、採用率がグッとあがります。しかしそのためには、企業に対する理解が必須です。ここでは、企業分析を進めるにあたって注視すべきことを紹介します。

①企業のHPやパンフレット

企業のウェブサイトやパンフレットには、その企業に関する基本的な情報が詳細に掲載されています。

企業情報からは、企業の規模や基本的な理念が明らかになります。事業内容からは、提供している商品やサービスに関する情報が得られます。人事・教育制度、休暇休業制度、福利厚生については、従業員がどのような環境で働くかが把握できます。そして、採用情報からは、企業が求める人物像やスキルについての詳細な情報を入手することができます。

採用情報、事業内容、企業理念の3つは特に注目すべきポイントです。これらを十分に確認することが大切です。

②競合他社

どんな企業であっても、ライバル企業が存在します。これらの企業を調査することで、その業界において応募予定の企業ががどのような立場にあるのかを理解できます。

また、競合他社についてしっかりとリサーチすれば、同じ業界に多くの企業が存在する中で、なぜこの企業を選んでインターンを希望するのかをはっきりと示すことができます。

調査する際に重要な視点としては、「業態や取引先・販売先の違い」や「事業規模の違い」が挙げられます。業態や取引先・販売先の違いには、専門性や総合性、BtoBとBtoCの差異などが含まれます。事業規模の違いは、売上高、資本金、営業利益、従業員数などから洞察を得ることができます。

③応募予定のインターンシップの内容

インターンシップで具体的に何を行うのかを知らないと、適切な志望動機が書けません。応募情報を注意深く読んで、業務の内容や目的を明確に理解しましょう。

さらに、インターンで経験する業務がビジネスのどの領域に関与しているのか、その部署のターゲット顧客は誰なのか、インターンを通してどんなスキルが身につくのか、どのような学生が求められているのか、についても理解すると良いでしょう。

もし情報が不足している場合は、同じ業界の他社のインターン内容を調査することで、具体的なイメージを得やすくなります。

志望動機の執筆

自己分析と企業についての理解が進んだら、次はいよいよ実際に志望動機を作成する段階です。

志望動機の内容や構成は一定のパターンがありますので、それに基づいて進めましょう。最初は上手く表現できなくても、継続して取り組むことで思考が整理され、スキルが向上します。諦めずに積極的に取り組んでください。

書き始める前に確認すべきポイント

志望動機を書く際には、いくつかの前提を確認する必要があります。以下にそのポイントをまとめますので、それを踏まえて書き始めましょう。

① コピーアンドペーストは避ける

ウェブ上には合格者やキャリアアドバイザーが書いた志望動機が掲載されていますが、これをそのままコピーするのは厳禁です。コピーが発覚すれば不採用の可能性が高まり、また他人の経験を利用した動機は面接で論理破綻する可能性があるからです。志望動機は必ず自身の言葉で表現しましょう。

② 論理的で綺麗な文章

熱意を込めて志望動機を書いても、読み手が理解できなければ意味がありません。誰が読んでも理解できるような論理的で綺麗な文章を心がけましょう。

③ 指定された文字数の8割は埋める

志望動機の文字数が指定されている場合は、最低でも8割は埋めるように心掛けましょう。文字数が少なすぎると意欲不足と受け取られ、逆に大幅に超えると指示内容を理解していないと思われかねません。指定がない場合も極端でない範囲で、できるだけ多く書く方が良いでしょう。

④ 貴社と御社の違いを理解する

面接の際に使う「御社」は話し言葉での使用が原則です。文章で相手企業を表す際は、「御社」ではなく「貴社」を用いるよう心掛けましょう。

⑤ いきなり書き始めない

スタートとゴールが明確でないと、途中で迷子になり、内容が支離滅裂になってしまいます。最初に志望動機に使えそうな内容を箇条書きにし、それを構成に従って整理し、不要な部分は削除します。最後に接続詞や補足を加えながら文章を整えましょう。

志望動機を書く際の構成

志望動機を記述する際には、大まかに言って①インターン応募の動機、②インターンの目的、そして③参加にあたっての抱負の3つの要素が存在します。これらを①から③の順序で整理して記述すると、論理的で洗練された構成になります。

① インターン応募の動機

最初に、なぜその企業のインターンに応募するのかを説明します。

重要なのは「これまでの経験」や「将来のキャリアゴール」に関連付けることです。これによって、独自性のある志望動機を構築することが可能です。

たとえば、「将来企画職に就きたい」というゴールがある場合、以下のような例が考えられます。

貴社のインターンに応募する動機は、自身の企画力を向上させたいという思いからきています。この意欲の背景には、過去に所属していたイベントサークルで開催したイベントがあります。自分のアイディアを具現化し、多くの人に提供する喜びを感じた経験から、貴社のインターンを通じて企画職に関する理解を深めたいと考えています。

② インターンの目的

次に、インターンで得たいスキルや知識、つまり目的について詳細に述べます。

たとえば、「ライティングスキルの向上」「ビジネスマナーの習得」「業界全体の雰囲気の理解」など、実際の業務内容を想定しながら具体的に表現すると良いです。ここで、仕事への情熱や積極性を強調し、採用担当者に「この学生と仕事を一緒に進めたい」「面接でお会いしたい」という印象を与えることが重要です。

例として、先ほどのケースに続けて以下のように書くことが考えられます。

インターンを通じて、貴社がリードするクリエイティブの基礎に関する知識を深めたいと思っています。「企画を形にすることが好き」という意識はあるものの、具体的なアイディア発想法などのフレームワークには精通していません。感性だけでなく、実践を通じてフレームワークやアプローチの習得を目指したいと考えています。

③ 参加にあたっての抱負

最後に、実際に参加した場合にどのようにインターンに取り組むか、自らの目標や姿勢を述べます。

単に学ぶだけでなく、個々の強みを活かして同世代と共に「学生ならではの視点」で価値を提供することを目指し、参加仲間との連携を通じて相互に高め合う関係を築くことを示します。

志望動機を執筆するためのテクニック

志望動機を書く際には、以下のテクニックを押さえておくことが効果的です。多くの人が文章を書くことに不慣れなため、ロジカルな文章を構築することで、一層印象的な履歴書を作成できます。

① 結論を1行目に書く

最初に結論から書き始めることで、伝えたい内容が明確になり、簡潔な文章を構築できます。読み手も結論を先に知ることで、後続の内容を理解しやすくなります。志望動機においては、「なぜインターンシップに参加したいのか?」という質問に対する答えを結論とし、「貴社のインターンに参加したいと考えたきっかけは、【理由】です」といった形で1文目にまとめます。強みや学生時代の経験を最初に書くことがあるかもしれませんが、これでは分かりにくい文章になりがちです。結論から書く習慣を身につけましょう。

② 抽象的な言葉ではなく、数字を使って具体的に

志望動機を書く際、つい抽象的な言葉を使ってしまいがちですが、「やりがいがある」「社会に貢献できる」「成長したい」といった表現は一般的で新鮮味がありません。説得力や熱意が不足してしまいます。例えば「インターンで〇〇の技術を習得し、世界の◯◯という問題を解決したい」といった形で、具体的な言葉に置き換えて表現しましょう。経験を述べる際も具体性が大切で、数字を用いることが効果的です。「イベントを開催した」よりも「5000人規模のイベントを開催した」と説明すれば、規模感が伝わりやすくなります。抽象的な表現を具体的な言葉に置き換え、数字で表現できる箇所は数字を活用しましょう。

業界別!志望動機の執筆にあたって意識すべきポイント

広告業界の志望動機のポイント

広告業界の職務は主に3つに分けられます。

最初に挙げられるのはプランニングです。プランニングは、マーケティング分析に基づき、広告戦略の立案を行う職務です。マーケティングの能力が要求されるため、仮説を提案し検証するスキルが必要です。

2つ目はクリエイティブです。クリエイティブは、コピー系の文章を取り扱う仕事と、広告のビジュアルを作成するデザイン系に分かれます。世の中のトレンドをキャッチする洞察力や、適切な広告を創り出す想像力が求められます。また、最新技術を駆使したアプリ開発にも携わることがあるため、IT寄りの技術も必要です。

3つ目は営業です。広告の受発注や完成した広告の販売を担当します。営業にはもちろんコミュニケーション能力が重要です。また、案件全体の統括や顧客とクリエイティブの間を取り持つこともあり、ディレクション能力も求められます。

志望するインターンでは、どの職務に携わるのかを調査し、それに基づいた志望動機を綴ってみましょう。

コンサルティング業界の志望動機のポイント

コンサルティング業界は、その成り立ちや得意としている領域に応じて、主に①戦略、 ②総合系、③IT系、④シンクタンク系、⑤業界・業務特化型の5つに区分されます。志望する企業がどの領域に該当するかは、事前に必ず確認しましょう。

コンサルティング業界での職務遂行には、「論理的思考」「コミュニケーション能力」「粘り強さ」といった力が不可欠です。これらの力を具体的なエピソードを通じてアピールできる場面があれば、ぜひそれを書き込んでください。

IT業界の志望動機のポイント

IT業界では、プログラミングのスキルがあると有利ですが、スキルがない場合でもIT業界への興味や関心、向上心をアピールすることが重要です。

企業の事業内容を綿密に調査することも有益です。例えば、「貴社の〇〇というサービスに魅了されました」と述べることで、前向きな意欲をアピールすることができます。また、スキルの向上に向けて積極的な行動を起こしていることを示すために、「ITの知識を深めるために書籍を読み始めた」「プログラミングの学習を開始した」といった具体的な行動を述べると効果的です。

人材業界の志望動機のポイント

人材業界は人と関わる仕事になるため、コミュニケーション能力が不可欠です。同時に、人材業界では頻繁に数値目標が設定されることがあり、それを達成するための強い意欲が求められます。たとえば、アルバイト経験で目標の売り上げを達成するために努力した経験など、目標に向かって積極的に取り組んだエピソードを交えると効果的です。

金融業界の志望動機のポイント

金融業界にはメガバンク、地方銀行、信託銀行、信用金庫などさまざまな種類が存在します。志望するインターンがどの部門に所属するかを確認し、業務内容なども十分にリサーチしましょう。

銀行業務は単に金融商品を提供するだけでなく、企業の経営状況などを考慮し、コンサルティングを含めて総合的な金融ソリューションを提案しています。

時には相手が気づいていないニーズを引き出し、独自のアイディアで問題解決やニーズに応えることが求められます。そのため、志望動機には自らがアイディアを出し、問題解決やニーズにアプローチした経験があれば、それを具体的に記述すると良いでしょう。

いかがでしたか?

志望動機は、企業が求める人材との一致が鍵です。この一致を図るためには、企業の理念、事業内容、社風などを十分に理解する必要があります。企業研究はHPなどを通じて入念に行いましょう。また、志望動機を明確にするためには、自分史やモチベーショングラフを活用して自己分析を進めましょう。

志望動機を作成することは初めは悩ましいものですが、以下の3ステップでスムーズに進めることができます。①伝えたい内容をピックアップ、②内容を整理して並び替え、③不要な部分は削除する。これらのステップを踏むことで、志望動機の構築がスムーズに進められます。是非、これを参考にしてみてください。

志望動機は書き続けることで上達します。最初は上手く表現できなくても、めげずにコツコツと書き進めましょう。

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