この記事では、髪色・髪型にこだわりのある大学生が長期インターンシップを探す際にどんなことに気をつけたら良いか、留意しておくべきことを紹介しています。
目次
- インターンシップにおける髪型
- 髪色の自由度が高い業界
- 髪色の自由度が低い業界
- 具体的な髪色の目安(NPO法人日本ヘアカラー協会(JHCA))
- 髪色・髪型自由」長期インターンシップの探し方
- 1 Day インターンなど短期のプログラムの場合
インターンシップにおける髪型
インターンシップでは、受入企業の方針に基づいて髪色・髪型を決めることが重要です。企業の一員として業務に携わるため、自己判断で髪色・髪型を決めると企業や社員のイメージを損なう可能性があります。そのため、企業の特色を理解し、適切な髪色・髪型を選ぶ必要があります。
髪色の自由度が高い業界
アパレル系、美容系などは、髪色に関して比較的自由度が高い業界です。これらの分野では個性を尊重し、センスやオリジナリティが重要視されます。そのため、服装や髪色に関する規則は柔軟で、多少の髪色の明るさは許容される傾向にあります。しかし、金髪やインナーカラーなど過度に奇抜な色は避けるべきで、ブランドのコンセプトや客層を考慮した選択が求められます。
ベンチャーやIT企業も、革新的なアイデアやサービスを重視するため、従業員の個性を大切にし、髪色に関する厳格な規定は設けていないことも多いです。エンジニアやデザイナーなどの職種では、クライアントとの直接的な接触が少ないため、髪色の自由度が高くなっています。
髪色の自由度が低い業界
一方で、営業職、金融業界、医療業界などは髪色に関して厳しい業界です。これらの分野では「信用第一」の精神が重視され、外見の清潔感が特に重要視されます。そのため、インターンシップに参加する際は、黒髪などの落ち着いた髪色が望ましいとされています。これらの業界では、外見が直接的に信用やプロフェッショナリズムに影響を与えるため、適切な髪色の選択が不可欠です。
具体的な髪色の目安(NPO法人日本ヘアカラー協会(JHCA))
髪色選びで迷った際の参考資料として、NPO法人日本ヘアカラー協会(JHCA)が提供する「レベルスケール」が役立ちます。このモデルでは、髪の明るさを4から15までの12の段階で分類しており、数字が小さいほど髪色が暗いことを示しています。
- 4(黒髪)
-
- 金融業界、医療業界、航空・空港業界、国家公務員、百貨店、老舗メーカー など
- ※日本人に最も多い髪色と言われています。
- 5~6(ダークブラウン)
- 接客・サービス業、不動産業
- 7〜8(ブラウン)
- 事務職、営業職、旅行業界、広告業界、
- ※民間企業の場合は大抵問題なし。
- 9〜10(ミディアムブラウン)
- アパレル業界、美容業界、IT業界、ベンチャー企業、外資系
- ※自由な社風であれば問題なし
「髪色・髪型自由」長期インターンシップの探し方
インターンシップを探す際には、企業文化を見極めることが重要です。自由な髪型が許容される職場は、あなたの個性や創造性を大切にする場所かもしれません。
以下の求人媒体では、「髪色・髪型自由」を条件にフィルターをかけて、募集中のインターン求人を検索することができます。
ピンク色など特に奇抜な髪色・髪型の場合は、「髪色・髪型自由」と書かれている場合でも、具体的な規定について応募時の面談や面接で確認をしておきましょう。煩わしく感じられるかもしれませんが、初対面の相手に対して見た目の印象が与える影響の大きさは計り知れないものです。
1 Day インターンなど短期のプログラムの場合
「たった1日のためだけにせっかくの髪色を戻すのはもったいない…」と考える方もいるかもしれません。しかし、インターンでの印象が本採用に影響を与えることもあるため、自分の身なりが相手にどのような印象を与えるのかは、慎重に考えましょう。黒染めスプレーやヘアマニキュア等を使うことも検討できます。
インターンシップは、学生が実務経験を積み、将来のキャリアについて考える絶好の機会です。ベンチャーやIT系を中心に、学生の創造性と自己表現を尊重するために、従来の厳格なドレスコードを緩和している企業も多いです。企業が髪色・髪型を含むドレスコードを緩和するのは、多様性と包摂性を重視していることの象徴でもあります。自分らしさを保ちながら働ける環境で輝きたいという方は、この記事の内容を参考に就職活動における志望業界を検討し直してみるのも良いでしょう。