理系学生必見!長期インターンで可能性を広げる?理系のための就活ガイド!

この記事では、大学卒業後の進路を考える理系学生に向けて、インターンシップを活用したキャリア構築の選択肢を紹介しています。

目次

  1. 理系学生のキャリア構築
  2. 理系学生の就職先希望
  3. 実際の就職先・専攻分野との関連性
  4. 理系学生の研究経験は最強の自己PRになる!
  5. インターンシップ活用のメリット

1. 理系学生のキャリア構築

研究活動や授業に多忙な理系学生は、就職活動にかける時間が限られるため、文系学生に比べて十分にキャリア形成のための選択肢を吟味することが難しい傾向にあります。また大学での専攻に直接関連しない分野の企業や業界に関する情報が少ないために、どの企業を目指すべきか、どのような職種が自分に合っているのかを判断するのも難しく、情報格差が大きな障壁になっているとも言えるでしょう。この記事では、そんな理系学生が研究室の外の世界にも目を向けて、納得のいく進路を見つけるためにどのようなアクションを取れるのか、解説していきます。

2. 理系学生の就職先希望

25卒理系学生の就職先希望企業ランキング

  • 1位 ソニーグループ
  • 2位 NTTデータ
  • 3位 トヨタ自動車
  • 4位 AGC
  • 5位 野村総合研究所(NRI)
  • 6位 伊藤忠商事
  • 7位 富士フィルム
  • 8位 旭化成
  • 9位 アクセンチュア
  • 10位 資生堂

産経新聞社、ワークス・ジャパンによって25卒を対象として就職希望先企業調査が行われました。ランキング結果を見ると、IT・ソフトウェア会社とメーカーの人気が根強いことがわかります。1位のソニーグループは、独自のインターンシップを開催していることでも知られており、最先端技術の現場で働ける長期有給インターンシップや、最前線で働くプロからフィードバックがもらえるコンテスト形式のインターンシッププログラムを開催しています。ほか、3位のトヨタ自動車、4位のAGC、7位の富士フイルム、8位の旭化成、 10位の資生堂と、メーカーの強い人気が伺えます。また近年理系就活生から注目を集めるコンサルティング会社も人気を博しており、5位に野村総合研究所(NRI)、9位にアクセンチュアがランクインしています。

3. 実際の就職先・専攻分野との関連性

キャリタスリサーチ(株式会社ディスコ)による調査によると、理系学生の約6割近くが大学での専攻分野を活かした理系就職をしている一方、3割の学生は大学での専攻とは関係のない分野での理系就職、1割程度の学生は文系就職をしていることがわかります。特に理系の中でも、化学・農学・薬学系では、専攻とは関係のない分野へ就職する学生の割合が高くなっているのが実情です。理系は専門分野外の就職は難しい」と自ら限界を決めるのではなく、文系職種も視野に入れながら、志望業界を見極めることで、可能性はぐっと広がります。

また大学での専攻に関わらず、IT系の職種を選択する学生が多くなっており、その需要の高さから情報系学部以外の学生でも参入の機会が十分にあることがわかります。大学在学中からプログラミング学習や資格取得のための勉強を通じて、ITリテラシーを高めておくことが選択肢を広げることにつながるでしょう。こちらの記事(「未経験者向け!大学生におすすめの完全無料プログラミング学習リソース」)にて、プログラミングの勉強を無料で始めたい方のための、おすすめの学習リソースを紹介しております。また、Intern X では、エンジニア職種でのインターン求人も掲載しておりますので、大学在学中からIT分野でのインターンシップを通じて実務経験を積みたいという方はぜひご覧ください。

4. 理系学生の研究経験は最強の自己PRになる!

専門性を活かせる就職先が見つかった場合はもちろん、大学での専攻とは関係のない分野で就活を進めていく場合でも、理系学生にとって大学での研究経験は強力なアピール材料になり得るでしょう。研究を通して養われた論理的な思考力や、PDCAを回しながら成果を出すために粘り強く課題に取り組む力は、普遍的なものです。

また、いわゆる文系職の場合には文系出身者の割合が圧倒的に多いことから、面接時に文系とは異なる「研究内容」や「研究中心の学生生活」をアピールすることで、差別化を図れます。専門的な研究内容を専門外の採用担当者に向けて、わかりやすく伝えられるようにしておくことが重要です。また、研究内容について話すだけでなく、その経験から得られた自分自身の強みをしっかりと伝えることを意識しましょう。

5. インターンシップ活用のメリット

特に、IT・ソフトウェア系、またはコンサルティングやマーケティング等いわゆる文系職種を志望する可能性のある方には、長期インターンシップを通じて実務経験を積むことをお勧めします。これらの業種では、有給インターンの求人も多く存在するため、給与を得ながら実際のビジネスシーンを体験することができます。

長期インターンに参加すると、業界のニーズや就職市場で求められるスキルセットを理解することができます。深い業界理解を得ることで、志望動機をアピールする際に有利になるほか、志望業界が自分に本当に合っているのか理解した上で就職活動を進めることができるためミスマッチを防げます。人脈の構築にもつながり、社会人としての基本的な行動力も自然と磨かれます。

Intern X では、参加学生の圧倒的な成長にコミットする、優良企業の有給インターン求人を多数掲載しています。長期インターンへの挑戦を通じて、より広い視野を持って、就職活動を有利に進めましょう!

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