海外大生の学費サバイバル!みんなが知らない返済不要の奨学金を一挙紹介!

この記事では、学費に困窮している海外大生に向けて、比較的知名度の低い給付型奨学金など、大学を卒業するためにとれる様々な選択を紹介しています。

 

目次

  1. 渡航後にも応募できる給付型奨学金
  2. リモートワーク(アルバイト・インターン・クラウドソーシング)
  3. 休学して日本で働く
  4. 編入学
  5. 大学内で調達する

 


 

高校卒業後の進路として、海外の大学の学部へ直接入学する、海外正規留学という進路が近年増加傾向にあります。しかしアメリカをはじめ、留学先として人気の英語圏では、日本よりも大学の学費が高額な国も多いです。円安が進んでいく中、学費の工面に関する問題は、多くの学部留学生たちの悩みの種となっています。この記事では、そんな学費に困窮している海外大生たちに向けて、比較的知名度の低い給付型奨学金など、大学を卒業するためにとれる様々な選択を紹介しています。

1. 渡航後にも応募できる給付型奨学金

海外正規留学を目指す学生のための給付型奨学金といえば、柳井正財団 海外奨学金プログラム公益財団法人グルー・バンクロフト基金笹川平和財団スカラシップ、JASSOの海外留学支援制度(学部学位取得型)が有名ですが、これらはすべて渡航前の学生を対象としたもの。既に大学に入学したからといって、奨学金獲得を諦めてしまっていませんか?ここでは、渡航後の海外大生も応募できる、返済不要の奨学金プログラムを紹介します。

米日カウンシル渡邉利三寄付奨学金
  • 給付額:?(合格後に判明)
  • 期間:1学期間から1年間
  • 募集期間:1〜2月
  • 対象:アメリカへの交換留学、または学位取得を目的とした留学をする方。学部生優先。(学院生や学位の取得を目的とした留学生(Degree-seeking student)も申請可能)
  • 留意点:ひとり親世帯、家族の中で初めて大学へ進学する方(ファースト・ジェネレーション)、留学や滞在などの国際経験が無い方は、選考において優遇される
寺浦さよ子記念奨学会
  • 給付額:月額10万円、および60万円を限度とした留学支度金
  • 期間:1年間
  • 採用数:若干名
  • 対象:日本から海外の高等学校、高等専門学校、大学(短期大学含む)、大学院又はその他それらの学校の入学を前提として通う現地語学学校(以下「大学等」という。)へ留学する学生及び生徒並びに諸外国から日本の大学等へ留学する学生及び生徒
  • 留意点:経済的に困窮している人が対象になる奨学金であるため、応募前に家計所得等の条件に当てはまっているかどうか、メールにて確認する必要がある
重田教育財団 留学奨学金
  • 給付額:月額20万円(年額240万円)
  • 期間:2年間
  • 採用数:5名
  • 募集期間:5〜6月
  • 対象:学問を深く修め、将来大きな夢を成し遂げたいというビジョンを持つ海外への留学生
  • 留意点:学位取得を目的とする残り2学年以上の正規留学を対象としている。尚、1学年の正規留学、2学年以上の語学留学、短期留学等は対象外
恵国際交流財団
  • 給付額:月額10万円 (年額上限120万円)
  • 期間:1年以内
  • 採用数:15名以内
  • 募集期間:4月〜5月中旬
  • 対象:日本からの諸外国へ私費留学生として留学する者のうち、学力ほか、文化芸術、スポーツの分野において成績優秀でありながら、経済的理由により学業の継続が困難な者

2. リモートで働く(アルバイト・インターン・クラウドソーシング)

リモートワークでなら、言語の壁やビザによる就労条件の制限などを気にせずに、外国にいながら日本の会社で働くことも可能です。コンピューターサイエンス専攻で機械に強いという学生には特におすすめです。プログラミング技術さえあれば、クラウドソーシングで高額報酬を得られる案件が見つかるかもしれません。リモートでできる事務のアルバイトを探している方は、有名な求人サイト等でも、個人情報の悪用を目的とした悪質なフィッシング求人が出回っていることがあるので、応募先の会社についてよく調べてから応募するようにしましょう。Intern Xでは、優良企業の求人のみを取り扱っているため、安心して興味のある求人にご応募いただけます。自分の志望業界に関連する業種を選べば、インターンシップを通して、報酬を得ながら自己成長、そして将来のキャリアへも投資できます。

3. 休学して日本で働く

休学して働きながら学費を貯めるという選択肢もあります。留学先国と休学期間によっては復学時にビザを申請し直す必要が出てくるので、よく調べた上で、時間に余裕を持って大学のInternational Officeに相談してください。就職志望業界でのインターンシップや、大学での専攻につながる仕事を見つけて、有意義な休学ライフが送れると良いですね!

4. 編入学

もしもあなたが現在まだ1年 or 2年で、学費の高額な私立大学に通っている場合、他大学への編入も検討すべきでしょう。日本の大学や米国の州立大学はもちろん、近年人気が高まっているドイツ、オランダ、マレーシア等の学校も視野に入れれば可能性はグッと広がります。

5. 大学内で調達する

親のリストラなどにより予期せず家計の収入額が減って学費が払えなくなってしまった場合、学校によっては大学側に学費の支払いを目的として、支援を要請することができます。この記事の筆者は、米国内のリベラルアーツカレッジの出身ですが、要請が受け入れられて、入学後にも5000ドル程、年間の学費を下げてもらったことがあります。在籍大学のFinancial Aid Officeへ連絡してみましょう。
またアメリカの大学の場合には、特定の分野において著しい成績を収めると、在籍大学のHonors Receptionに招待されて追加で奨学支援を受けられることがあります。日本国内の奨学金プログラムに応募する際にも学業成績は必ずといっていいほど必要になってくるので、学業には真摯に取り組みましょう。


いかがでしたか?

膨大な量の課題と、学費の工面に追われながら、将来のキャリアも考えていくというのはとても難しいですよね。でも、さまざまなハードルを乗り越えながら海外進学を叶えたあなたなら、きっと良い選択ができるはず。応援しています!

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